31.1.12 短時間になった時の雇用保険喪失

原則として会社に採用されると、
社員さんは雇用保険に加入することになります。
雇用保険に加入することによって、失業時に基本手当(いわゆる失業手当。以下失業手当と呼びます)がもらえることになります。
しかし、何らかの理由で労働時間が短くなり、
1週の所定労働時間が20時間未満になってしまった場合は、
雇用保険の資格を失います。(雇用保険法第6条)

この場合、失業手当はもらえるのでしょうか?
答えから言いますと、被保険者期間の条件を満たし、
他社への就職活動を行った場合は失業手当をもらえるケースがあります。

まず、雇用保険資格を失った時点で、会社は「離職証明書」を作成します。
その「離職証明書」を持ってハローワークへ行き、求職の申込を行います。
そして、実際に就職活動を行った場合、ハローワークの認定がおりれば、
失業日と認められた日に対して、失業手当をもらえるケースがあります。

ただし、会社に出社した日は当然失業日とはならず、失業手当給付の対象となりません。
また、失業手当の支給要件を満たしていなければ支給対象にはなりませんので、
よく確認するようにして下さい。

【参考資料】
(東京ハローワーク)
1週間の所定労働時間が20時間未満となったときは、喪失原因2「3」以外の離職での資格喪失となります(当該被保険者が雇用保険被保険者離職票の交付を希望しない限りは、離職証明書の発行をお願いします)。なお、所定労働時間の変更が臨時的・一時的(概ね6カ月以内、育児のために時間を短縮した場合には、その子が小学校就学前)である場合には資格喪失の手続きは必要ありません

https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-hellowork/kakushu_jouhou/koyouhoken/koyouhoken/QA/hihokensya_qa.html#19

(東京労働局)
従来「1週間の所定労働時間が20時間未満となった場合」につきましては、喪失原因 1「離職以外の理由で資格喪失」として取り扱っておりましたが、平成23年3月10日以降に資格喪失した方は、喪失原因 2「(3)以外の離職での資格喪失」として取り扱うこととなりました。

https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/koyou_hoken/koyouhoken-tetuduki.html

2019年01月12日